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2018年2月14日
【開催報告】「iPS細胞が支える くすりの研究」第1回を開催しました
1月22日(月)、ナレッジキャピタル超学校「iPS細胞が支える くすりの研究」を、大阪市内のグランフロント大阪にあるカフェで開催しました。寒さ厳しい日ではありましたが、仕事帰りの方や学生さんを含む53名の方にご参加いただきました。
本イベントは、iPS細胞技術を使って病気の仕組みを調べたり、薬を作ったりするための研究を紹介する全4回の連続講座の1回目として開催されました。
今回は、CiRA増殖分化機構研究部門の戸口田淳也教授が、自身が取り組んでいる骨の病気に関する研究についてお話しました。まず、そもそも人類が薬をどのように見つけてきたかという歴史を振り返るため、経験則から痛みに効く植物を発見したという例を紹介し、その後、新しい技術であるiPS細胞が薬の発見にどのように役立ったのかを語りました。患者さんから提供いただいた細胞からiPS細胞を作り、それを使って見つけた治療薬の候補を使って治験に至っていることもご報告しました。

戸口田淳也教授
会場からは、骨の病気の特徴に関する質問や、薬の候補になる物質はどのように見つけたのかという質問をいただきました。
CiRAでは、今後もこのようなイベントの開催を計画しております。詳細が決まりましたら、改めてホームページなどを通してお知らせします。過去のイベントを含め、開催日時はイベントカレンダーをご覧ください。