京都大学iPS細胞研究所（CiRA＝サイラ）は、聞イテミル・考エテミル！？「一緒につくる未来の研究：筋疾患研究の現在とこれからを考える」実行委員会と共同で、2019年12月22日（日）に大阪市内にて患者さんやその関係者を主な対象としたサイエンス・カフェを開催します

　iPS細胞は沢山の可能性を秘めたツールとして、再生医療などの新しい医療を目指す研究開発において大きな期待を受けています。では、筋ジストロフィーやミオパチーなどの筋疾患の研究現場では、iPS細胞を使って、どのような研究が進んでいるのでしょうか。

　最先端の研究には、大きなプロジェクトとして大規模な研究テーマのもとに進めるタイプや、ひとり一人の研究者が「これだ！」と思って進めるタイプの研究など様々なものがあります。今回の「出張CiRAカフェ × 聞イテミル・考エテミル！？《対話×研究》」では、現在、CiRAで進んでいる最先端の筋疾患研究を紹介し、それぞれの研究について、みなさまの「聞いてみたい！」「考えてみたい」に注目し、これからの研究を考える場を目指します。

　個人的な医療相談にはお答えできませんが、iPS細胞をはじめとする最先端の筋疾患研究について、わかりやすく紹介し、みなさんとこれからの研究について考えたいと思います。iPS細胞ってなんだろう？という方も、第一線の研究について聞いてみたい方、考えてみたい方も、是非お気軽にご参加ください。

　本企画は、文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究システム癌新次元「ゲノム解析の革新に対応した患者中心主義ELSIの構築」、同挑戦的研究（萌芽）「責任ある研究・イノベーションの実現に向けた日本の研究者と疾患当事者の関係構築」が開催します。