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2020年12月2日

CiRA設立10周年記念特別展は開催終了しました

 9月5日(土)から11月8日(日)まで京都大学総合博物館で開催したCiRA設立10周年記念特別展「iPS細胞、軌跡と未来 こだわりの研究所を大解剖」は無事に開催終了しました。また、本日特別展を紹介する動画「実験施設機器紹介編」をYouTubeで公開しました。動画については引き続きご覧いただけますので、残念ながら会場に足を運べなかったという方はぜひ動画を御覧ください。

 当初は4月から6月までの期間に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、開催を延期しました。一時は開催できない可能性もありましたが、なんとか当初の計画と同じ、約2ヶ月間開催することができました。

 展示会場である京都大学総合博物館への入館が制限されるなか、期間中にのべ1,323名の方にご来場いただきました。

特別展会場撤収作業の様子

 新型コロナウイルスの影響で、展示会場内での展示解説ツアーや、実験室風の展示を使ったイベントなど、様々な企画が実現できなくなってしまいました。代わりに、展示の一部を紹介する動画を作成し、オンラインで特別展を紹介しました。

 これまでに、日本語で4本の動画(研究所歴史編多職種紹介編実験施設機器紹介編山中伸弥所長と展示を見る)を制作し、 それぞれCiRAのYouTubeチャンネルにて公開しました。

 また、展示をオンライン上で楽しんでいただけるように、10月27日にはライブ展示解説イベントも実施しました。こうしたオンラインイベント等のユニーク視聴者数の合計は11月30日までに、およそ2,000名となりました。

特別展紹介動画のオープニング

 特別展にお越しになった方や、動画をご覧になった方を対象に、「CiRAの未来を共に描こう」としてCiRAへのメッセージを募集しました。「世界の人々の健康と幸福のため、世界に広げよう!」「これからも世界のため、人類のため、医療の発展に大きな功績を残してこられることを心から期待、応援しております」など、期待の声を多数いただきました。一部のコメントは展示に追加させていただきました。

「CiRAの未来を共に描こう」と呼びかけた展示

 このような展示が実施できたのも、多くの方々からいただいたご支援のおかげと感謝しております。

 CiRAは、一日も早くiPS細胞を使った新しい医療を患者さんの元に届けられるように、所員一同頑張ってまいります。

 今後も研究の進捗についてのお知らせや、より詳しく知ってもらうための各種イベントも企画する予定です。今後のイベント予定についてはイベントカレンダーに随時追加してますので、ご確認ください。

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