4月22日（木）の午後、記者の方々を対象とした勉強会をオンラインで開催し、16社36名の方々がご参加下さいました。

　はじめに、国際広報室の和田濵裕之サイエンスコミュニケーターから、iPS細胞研究所の概要や広報体制、研究所で行われている最新の研究について説明をしました。続いて未来生命科学開拓部門の濵﨑洋子教授が、研究テーマである「免疫」や、免疫細胞を作る重要な臓器である「胸腺」について紹介するとともに、これから行おうとしている研究について概要をお話ししました。 さらに、基金室の小山房男室長が、iPS細胞研究基金の現状とそれを活用した活動について紹介しました。

CiRAについて紹介する和田濵サイエンスコミュニケーター

免疫の仕組みについて話す濵﨑教授

iPS細胞研究基金について紹介する小山室長

　参加した記者から、「オンラインだと移動がないため参加しやすい」「知らなかったことばかりで勉強になった」などの感想をいただきました。一方で、やはり対面の方が交流はしやすいという指摘もあり、オンライン開催の難しさが改めてわかりました。

　今回のイベントは、CiRAが初めてオンラインで開催したメディア対象の勉強会でした。これまでは東京や京都の会場で直接交流することを目的としていたのですが、新型コロナウィルスの感染拡大状況により、当面こうしたオンラインでの交流が続くこととなると思います。

　今後も積極的にこうした活動を続け、より多くの方々にiPS細胞研究について詳しく正確に理解していただけるような環境を整えてまいりたいと思います。