ニュース・イベント
News & Events

ニュース・イベント
News & Events

Home › ニュース・イベント › ニュース › 2023年 › イベント・セミナー › 「iPS細胞ハカセになろう!~こどもCiRAツアー~」を開催しました!

ニュース 
News

2023年8月4日

「iPS細胞ハカセになろう!~こどもCiRAツアー~」を開催しました!

 7月27日(木)、28日(金)に、小中学生を対象としたイベント「iPS細胞ハカセになろう!~こどもCiRAツアー~」をCiRA内で開催しました。両日合わせて61名(27日29名、28日32名)の子どもたちに参加いただきました。約2割は茨城県や広島県を含む近畿圏以外からの参加者でした。

 イベントの冒頭では、国際広報室の三宅陽子サイエンスコミュニケーター(SC)が、iPS細胞についてスライドを使って説明をしました。クイズを出しながら、iPS細胞の特徴やiPS細胞が何に役立つかなどを紹介しました。

iPS細胞について説明する三宅SCと
クイズに答える子どもたち

 「『iPS細胞かるた』をつかって学ぼう」では、国際広報室が企画・開発をした「iPS細胞かるた」を使って、各グループに分かれて、かるた大会をしました。子どもたちは、かるたの読み上げに耳を傾け、元気よくかるたを取っていました。

 次に、「iPS細胞かるた」をつかって、細胞について学ぶ時間を設けました。「iPS細胞かるた」の絵札の裏面には読み札の解説が書かれています。例えば、「アポトーシス めいわくかけずに死んでいく」という読み札に対応する絵札の裏面には、アポトーシスという現象の説明が記載されています。各グループに配置されたCiRAの研究員、学生、技術員、国際広報室のスタッフが、子どもたちと一緒に絵札の裏面を読みながら、わかりやすく細胞について解説しました。CiRAの中川誠人講師も参加し、各グループを回り、子どもたちからの質問に丁寧に答えました。

「iPS細胞かるた」の絵札の裏面を見ながら中学生のグループに説明する正井聡美大学院生
(中川研究室)

小学生からの質問に熱心に耳を傾ける中川講師

 プログラムの後半では、参加した子どもたちは、オープンラボや培養室、共通機器室といった研究エリアや、第1研究棟エントランス近くの展示コーナーなどを見学しました。見学の途中に、中川研究室の実験ベンチで、ピペットやミニ遠心分離機をつかって2種類の液体を混合する実験をしました。子どもたちは実験道具の使い方を中川講師や柚木康弘研究員(中川研究室)に教えてもらいながら、無事に実験をすることができました。

中川研究室の実験ベンチで柚木研究員(中央)に教えてもらいながら
ピペットをつかって液体を吸い上げる小学生たち
サポートするのは、中川講師(右)と竹中菜々研究員(櫻井研究室)(左)

細胞培養室の前で黒田雅子職員(三成研究室)から
説明を聞く小学生たち

第1研究棟1階でiPS細胞に関する展示コーナーを
見学する子どもたち

 イベント終了後には、参加者全員に「iPS細胞ハカセ認定証」を渡しました。これからもiPS細胞についての知識を深めていってもらえたらうれしいです。

「iPS細胞ハカセ認定証」を渡される参加者

「iPS細胞ハカセ認定証」

「iPS細胞ハカセ認定証」を渡される参加者

「iPS細胞ハカセ認定証」

 アンケートでは、「iPS細胞のことがすごくわかってよかった」「見学の時に生で実験している人を見ることができて、貴重な体験ができた」「iPS細胞かるたや見学のときの実験が楽しかった」「普段見れないものをたくさん見られて楽しかった。CiRAがどんなところかわかった」といった感想をいただきました。

 CiRAでは引き続き、一般の方に向けたイベントを開催してまいります。
今後のイベント開催予定や、過去のイベントの記録については、イベントカレンダーに随時掲載しております。

 CiRAの公式SNS(TwitterFacebookInstagram)でもイベント情報を随時発信しておりますので、ご興味のあるかたはフォローをお願いします。

go top