CiRAではiPS細胞研究についてご理解いただくとともに、科学の面白さを伝えるためのCiRAツアーを現地とオンラインの両方で開催しています。このたび、9月22日（金）にオンラインで実施することになりました。ぜひご参加ください。

　今回は、増殖分化機構研究部門の高山和雄講師の研究グループを紹介します。

　高山研究室では、iPS細胞やオルガノイド、臓器チップなどの技術を駆使して、ヒトの臓器や組織を再現し、病気のしくみの解明や創薬に結びつける研究を行っています。特に、透明で手のひらサイズの小さな「マイクロ流体デバイス」のなかで細胞を培養して、臓器などの３次元環境を作る臓器チップ技術は、薬の動態や毒性を調べる研究、および、新型コロナウイルスの感染と発症の仕組みの研究で重要な役割を果たしています。CiRAツアーでは、マイクロ流体デバイスをつくる様子など、実際の研究現場をカメラ越しに間近にみていただくことを予定しております。

　みなさんからの質問も受け付けております。質問フォームより質問やコメントをお寄せください。
ご質問・ご参加をお待ちしております。