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2024年5月31日

第37回CiRAカフェ「分化:からだの細胞ができるまで―血液・免疫の研究者の視点―」

 私たちのからだにある200種類以上の細胞は、受精卵という1種類の細胞からどのようにして作られていくのでしょうか。

 iPS細胞は、病気や治療法の研究から発生生物学など幅広い研究領域で使われています。iPS細胞を使った多くの研究では、幹細胞から神経や血液などのからだの細胞に変化する「分化」という現象をシャーレのなかのiPS細胞に促すことで、からだの細胞を作り、それぞれの研究に使っています。

 iPS細胞は、からだにあるほぼ全ての細胞へと分化する能力を持っています。しかし、研究レベルでは、iPS細胞から分化させる方法がみつかっていない細胞や、私たちのからだのなかで働いているような成熟した状態まで分化させることができていない細胞がたくさんあり、まだまだ研究が必要です。

 今回のイベントでは、iPS細胞を血液や神経などの細胞へ分化させる方法を研究し、病気の研究につなげているCiRA臨床応用研究部門齋藤潤教授と一緒に「細胞の分化」について考えます。

 iPS細胞や生命科学の研究が気になる人も、分化なんて聞いたこともないけど研究者の話を聞いてみようかなという人もどなたも大歓迎です。みなさまのご参加をお待ちしています。

第37回CiRAカフェ
「分化:からだの細胞ができるまで―血液・免疫の研究者の視点―」
日 時 2024年6月22日(土) 13:30〜15:00
受付は、13:00より開始します。
スピーカー

齋藤 潤 教授
CiRA臨床応用研究部門


<プロフィール>

京都生まれ岡山育ち。1997年に京都大学医学部卒業。小児科で研修医を経て 2008年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。2022年より現職。

iPS細胞をつかって子どもの難病に関する研究を行う。趣味は子どもと一緒にバスケットボール観戦をすること。

場 所 〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 京都経済センター3階
対 象 一般の方(先着50名)
参加費 無料
お申し込み 終了しました。
お問い合わせ先 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)国際広報室
E-mail: cira-pr*cira.kyoto-u.ac.jp
(お手数ですがメール送信の際 * を@に変えてください。)
主 催 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)

本イベントの開催にあたって、一般社団法人 京都知恵産業創造の森に会場を提供していただきました。

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