研究活動
Research Activities
研究活動
Research Activities
T-CiRA
Takeda-CiRA Joint Program
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と武田薬品工業株式会社(以下、「タケダ」)による産学連携プログラム「T-CiRA」は、10年間にわたる取り組みを経て、2026年3月末をもって終了しました。
このページはT-CiRAに関する情報を公開していた特設ウェブサイトのアーカイブです。
(2026年3月末までの内容です。)
T-CiRAは、CiRAとタケダが2016年度から開始した10年間の共同研究プログラムです。湘南ヘルスイノベーションパークにて、2012年ノーベル生理学・医学賞受賞者およびCiRA名誉所長である山中伸弥教授のリーダーシップの下で、アカデミアとタケダの研究者が協働するユニークな体制をとっています。
本プログラムでは、iPS(induced pluripotent stem)細胞技術の臨床応用に向けた研究を行い、がん、難治性筋疾患、消化器疾患、神経疾患などの領域で、ヒト疾患モデル技術、次世代創薬プラットフォーム、細胞治療、遺伝子治療といった革新的な治療方法の開発を続けています。
2012年ノーベル賞受賞者
CiRA名誉所長 山中 伸弥
主要な研究領域
プロジェクト
アカデミアとタケダの研究者がタッグを組み、がん、難治性筋疾患、消化器疾患、神経疾患などのプロジェクトに取り組んでいます。iPS細胞技術を用いた革新的な治療法を一日でも早く患者さんに届けることをミッションとして、T-CiRAは挑戦し続けます。
下記プロジェクトをご覧ください。
Cell therapy, organoid and advanced immunology
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Immune Cell Therapy Project
再生免疫細胞を利用した新しい免疫療法の開発
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Neural Crest Cell Project
ヒトiPS細胞由来神経堤細胞を用いた基礎研究と創薬・再生医療への応用研究
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Organoid Medicine Project
ミニ肝臓技術を基盤とした創薬応用研究
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武部 貴則(PI, TMDU)
Genetically defined muscular diseases and cardiomyopathy
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Genome Editing Therapy for Muscular Dystrophy Project
ゲノム編集技術と生体内送達技術を利用した、デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対する
新規遺伝子治療法の開発研究
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Cardiomyopathy Project
難治性心筋症に対する、新たな治療薬・治療法の研究
Neurodegenerative and neurodevelopmental diseases
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ALS/ASD Drug Discovery Project
患者さん由来のiPS細胞を用いた筋萎縮性側索硬化症(ALS)および
自閉症スペクトラム障害(ASD)の創薬研究
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NGLY1 Deficiency Project
iPS細胞を利用した遺伝性の希少疾患に対する治療法の研究
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鈴木 匡(PI, RIKEN)
オリヅルセラピューティクスへ移管したプロジェクト
吉田善紀准教授、豊田太郎講師(ともにCiRA)率いるプロジェクトがそれぞれ研究を進めてきました、iPS細胞由来心筋細胞とiPS細胞由来膵島細胞が、再生医療等製品候補として2021年8月にオリヅルセラピューティクス株式会社(OZTx)へ移管されました。
武田薬品工業株式会社 R&Dジャパンリージョン
ヘッド 梶井 靖
T-CiRAプログラムは、希少疾患や難治性疾患の臨床的解決へ向けて革新的なアプローチを展開しています。iPS細胞を用いた私たちの取り組みは、神経疾患、消化器、がん、難治性希少疾患といった領域において、変革的な進歩をもたらし新たな治療オプションを提供できるよう、医療の未来に貢献してゆきたいと考えています。
武田薬品工業株式会社 R&Dジャパンリージョン
ヘッド 梶井 靖
研究業績(2025年3月31日時点)
246
学会発表
58
新規出願特許
8
公的資金採択
プログラム
66
発表論文
(2025年10月末現在)

日本を代表する製薬企業のタケダと10年にわたる共同研究契約が締結できましたことは、iPS細胞技術を用いた医療応用を実現する上で大きな力になります。この提携を通して、多くの方々に関わる病気のみならず、希少疾患など、さまざまな疾患の治療法開発に貢献してまいります。
2012年ノーベル賞受賞者・CiRA名誉所長 山中 伸弥