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2019年4月4日

沖縄で一般の方対象のシンポジウムを開催しました

 3月24日(土)、那覇市医師会との共催にて、市民を対象としたシンポジウム「iPS細胞がつくる未来の健康」(特別協賛:OTMグループ、後援:沖縄県、那覇市、沖縄県医師会)を沖縄県那覇市で開催しました。この時期の那覇にしては比較的肌寒い天気となりましたが、会場となったパシフィックホテル沖縄のホールは約650名の参加者でいっぱいになりました。

 CiRAは毎年、最新のiPS細胞研究の進捗状況や今後の展望などをお伝えする機会として市民対象シンポジウムを開催しています。12回目となった今回は、那覇市医師会の山城千秋会長による開会の挨拶で幕を開け、CiRAの山中伸弥所長吉田善紀准教授豊田太郎講師(ともに増殖分化機構研究部門)が登壇しました。

開会の挨拶を述べる山城千秋会長(那覇市医師会)

 まず、山中所長は「iPS細胞がひらく新しい医学」と題し、自らが開発したiPS細胞について、その特徴や、再生医療・創薬という二つの大きな医療応用に向けた研究のこれまでの歩みについて概要を紹介しました。それに引き続き、吉田准教授が心疾患、豊田講師が糖尿病の新たな治療法開発に向けた、再生医療と創薬の双方のアプローチによる研究の最前線をお話ししました。

iPS細胞の概要を紹介する山中伸弥所長(CiRA)

 講演に続き行われたQ&Aセッションでは、那覇市医師会の宮城政剛理事が座長を務め、事前に参加者よりいただいた質問に山中所長、吉田准教授、豊田講師がお答えしました。「研究のモチベーションは何ですか」という研究者の姿勢についての質問や、「iPS細胞技術が一般的な治療となるのはいつですか」「iPS細胞研究や再生医療において一般市民ができることは何ですか」など多くの人がもつ疑問への回答に、参加者は興味深く耳を傾けていました。

Q&Aセッションに登壇した(左から)宮城政剛理事(那覇市医師会)、
豊田講師、山中所長、吉田准教授(CiRA)

 シンポジウムは山中所長の挨拶で幕を閉じました。閉会後には多くの方が、会場の外に設置したCiRAの展示ブースにて、熱心にiPS細胞の観察やご質問をしていました。また、参加者からは「これからの医療に期待しています。是非早く研究を進めていきたいです」「今日のご講話をうけ、ますますiPS細胞に興味がもてました。今からも注目していきたいです」というありがたい感想や激励のお言葉をいただきました。

CiRAブースでiPS細胞を観察する参加者

 沖縄で一般の方向けのシンポジウムを開催したのは今回が初めてでしたが、多くの方とiPS細胞についてコミュニケーションをできた大変よい機会となりました。さらにたくさんの方にもご覧いただけるよう、本シンポジウムの講演の様子や、Q&Aセッションの内容は、後日CiRAホームページで公開する予定です。今後も、各地でイベントを開催し、iPS細胞について知っていただける機会を作っていけたらと思っております。

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