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2022年3月24日

東京都港区で一般の方対象のシンポジウムを開催しました

 3月17日(木)、公益社団法人東京都港区麻布赤坂歯科医師会と共催で、一般の方を対象としたシンポジウム「再生医学が未来を拓く 〜歯の細胞とiPS細胞の可能性〜」を東京都港区で開催しました。国際医療福祉大学、東京都港区にご後援いただきました。

 当日は、穏やかな天候に恵まれ、約270名の方が会場の国際医療福祉大学 赤坂キャンパス 講堂に足を運んで下さいました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、手指の消毒、マスク着用、座席の間隔を十分確保するなど感染対策を取りました。

 2020年に東京都港区麻布赤坂歯科医師会は創立100周年、CiRAは設立10周年を迎え、創立記念イベントとして2020年度に開催すべく準備を進めていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大のため本年度の開催となりました。シンポジウムは、東京都港区麻布赤坂歯科医師会の綱島俊幸会長による開会の挨拶で幕を開け、日本歯科大学の中原貴教授、CiRAの濵﨑洋子教授未来生命科学開拓部門)と山中伸弥所長が登壇しました。同歯科医師会の大坪邦彦副会長が司会進行を務めてくださいました。

開会の挨拶をする綱島会長

 まず、中原教授は「歯の細胞と再生医療」と題し、歯の幹細胞を使った再生医療研究について講演されました。日本歯科大学が実施している、一般の方々の歯の細胞を保管する「歯の細胞バンク」というプロジェクトについて説明され、将来、その細胞を再生医療に活用することができると話されました。

歯の再生医療研究について講演をする中原教授

 次に、濵﨑教授は「免疫と老化と再生医学」と題し講演を行いました。免疫細胞が大きく加齢の影響をうけることを説明し、新型コロナウイルスワクチンの効果を年齢によって比較している研究について紹介しました。最後に、iPS細胞をつかった免疫研究についても話しました。

免疫細胞に関する質問に答える濵﨑教授

 続いて、山中伸弥所長が「iPS細胞 進捗と今後の展望」と題し、iPS細胞を発見するまで歩んできた道のり、今まで数々の恩人と出会ったおかげで研究の転機が訪れたことなどについて話しました。そして、現在進められているiPS細胞をつかった再生医療研究についても紹介しました。

iPS細胞を発見するまでの研究人生について話す山中所長

 講演に続き行われたQ&Aセッションでは、神奈川歯科大学の河奈裕正教授がモデレーターを務め、中原教授、濵﨑教授、山中所長に質問しました。濵﨑教授には、加齢の影響を受けた免疫細胞と加齢の影響を受けていない免疫細胞の違いや、口腔内の衛生と免疫細胞との関係についての質問がありました。また、山中所長には、日米での研究環境の違いについて、若手研究者が研究を行う上で重要なことは何かについて質問があり、参加者は興味深く耳を傾けていました。最後に、シンポジウムの締めくくりとして、山中所長の挨拶で幕を閉じました。

Q&Aセッションの様子(左から河奈教授、山中所長、濵﨑教授、中原教授)

 なお、当日の様子は一部を除き、CiRAのYouTubeチャンネルにてご覧いただけるように公開する予定です。

 また、CiRAでは今後も一般の方に向けたイベントなどを開催して参ります。開催スケジュールや過去のイベントについてはイベントカレンダー

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