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2025年3月14日

公開シンポジウム in 名古屋「iPS細胞と挑戦者、シャーレの先にみる景色」のお知らせ

 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は、2025年5月10日(土)に一般の方を対象とした公開シンポジウムを名古屋市で初めて開催します。

 今回のシンポジウムでは、パーキンソン病の細胞治療などを研究してきた髙橋淳所長・教授、難病治療のための遺伝子編集技術を研究している堀田秋津准教授、iPS細胞を病気の仕組みの解明や個別化医療に役立てようと研究している齋藤潤研究室の北川瑶子助教が登壇します。

 講演では、研究者がそれぞれ取り組んできたiPS細胞研究を紹介し、今後の課題や展望についてお話しします。トークセッションでは、登壇者3名が、iPS細胞研究の未来像をテーマに話し合います。

 さらに、CiRAで行っている研究やiPS細胞の基本的な知識について紹介するポスターの展示、iPadアプリ「iPSマスター」や「iPS細胞かるた」など教材の紹介、来場者が研究者に質問をできるコーナーも準備しています。

 みなさまのご参加をお待ちしています。

公開シンポジウム
「iPS細胞と挑戦者、シャーレの先にみる景色」
日 時 2025年5月10日(土)12:30〜16:30
開催場所

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル 6F

参加費

無料

対 象

どなたでも(先着500名)

お申し込み

定員に達したため募集は終了しました。

プログラム
主 催 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)
お問い合わせ先

CiRA公開シンポジウム事務局
(株式会社ターニングポイント内)
Email:cira.nagoya2025*gmail.com
お手数ですがメール送信の際*を@に変えてください。

TEL:052-955-6788
(平日10:00~18:00)
FAX:052-955-6790

プログラム
12:30 展示コーナー(観覧自由)
研究者によるラボ紹介、iPS細胞の観察、iPS細胞かるたなど
13:30 開会のあいさつ(髙橋淳 所長)
13:35

講演 ❶「iPS細胞研究の現在地と次なる一歩」
髙橋 淳 所長・教授


パーキンソン病などの神経難病に対する、iPS細胞を使った細胞移植療法の開発に取り組んでいます。また、幹細胞と遺伝子治療の技術の融合を加速させ、次世代の医療をつくることを目指す研究プロジェクトも主導しています。趣味はマラソン。

14:05

講演 ❷「iPS細胞で病気や体質のちがいを理解する」
北川 瑶子 助教(齋藤潤研究室


iPS細胞から感染症と戦う免疫細胞「マクロファージ」を作り、一人ひとり異なる遺伝情報がどのようにマクロファージの働きに影響を及ぼすかを調べています。体質の個人差を科学的に理解することで個別化医療の実現につなげたいと考えています。趣味は子どもといっしょに生き物を観察すること。

14:35 休憩
14:45

講演 ❸「DNA×エンジニアリングで難病に挑む」
堀田 秋津 准教授


遺伝子変異が原因で発症する難病のための新しい治療法の開発に取り組んでいます。特に、筋肉が徐々に弱っていく難病「筋ジストロフィー」の治療を目指して、iPS細胞を活用しながら、遺伝子変異を修復する技術の研究を進めています。出身は名古屋市。なんでも自分でやってみる"DIY"が趣味。

15:20

トークセッション
「3人の研究者と考える、iPS細胞研究のミライ」

  1. 髙橋 淳 所長・教授
  2. 北川 瑶子 助教
  3. 堀田 秋津 准教授

髙橋 淳 所長・教授
北川 瑶子 助教
堀田 秋津 准教授

聞き手:和田濵 裕之
サイエンスコミュニケーター


CiRAの研究支援組織の一つである国際広報室で、CiRAの情報の発信やサイエンスカフェなどのイベントの企画・実施などをしています。研究のことをみなさんにわかりやすくお伝えできるよう工夫しています。趣味は子どもと野球をすることと、鉄道系YouTubeの鑑賞。

16:00 展示コーナー(観覧自由)※16:30終了
展示コーナー
ホワイエでは、iPS細胞の解説やラボ紹介などさまざまなポスター展示やiPS細胞の観察、「iPS細胞かるた」
などをお楽しみいただけます。

講演開始前・休憩中・トークセッション終了後には、スタッフによる説明や案内も行います。
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