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2025年11月20日

江藤浩之教授が次期所長に選出されました

 このたび、江藤浩之 副所長・教授臨床応用研究部門)が、CiRA教授会において次期iPS細胞研究所長に選出されましたのでお知らせします。

 髙橋淳所長の任期が2026年3月31日で終了するため、本年11月20日に開催された教授会で、CiRAの所長候補者選考内規に従って投票が行われたところ、江藤教授が過半数の票を得て、次期所長に選出されました。所長任期は2026年4月1日から2028年3月31日までです。 髙橋教授は、2022年から2期(4年間)にわたり所長を務めました。

 江藤教授は、2011年にCiRAの教授に就任し、ヒトiPS細胞から効率よく血液細胞を作製する培養システムの開発および、次世代の輸血製剤(遺伝子操作したiPS血小板)の実現を目指した研究・開発を進めています。2020年に世界初の血小板輸血不応症の患者さんに自家iPS血小板の輸血臨床研究を実施しました。さらに、2016年度〜2017年度、そして2024年度から今年度にかけて副所長を務めています。

髙橋淳 所長のコメント
山中伸弥先生の後を引き継ぎ、2022年度から4年間、CiRAの運営に力を尽くしてきました。これまで支えてくださった教員や職員の皆様に心より感謝申し上げます。次期所長に選ばれた江藤先生は、豊富な経験と卓越した研究実績をお持ちです。現在副所長や臨床応用研究部門長を務めるなど、研究所運営にも精通しており、次期所長に相応しいと考えております。私自身は、主任研究者として今後も研究所の更なる発展に尽力してまいります。」

江藤浩之 次期所長のコメント
「次期所長に選出され、大変光栄に思うと同時に、身のひきしまる思いです。これまで研究所を運営してこられた山中伸弥名誉所長と髙橋淳所長のご努力に、心より敬意を表します。CiRAが築いてきた研究活動の蓄積をいかに活用し、今後の発展につなげるか、その方向性を若い世代の研究者とともに考えたいと思います。皆様のご支援を引き続きよろしくお願い申し上げます。」

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